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グマ初のトンガツアーは毎日、笑いあり!涙あり!
感情の乱高下がとても激しいツアーとなった。
刺激的で衝撃的な日々だったが、
今回の記事はツアー中に出逢った特に印象に残っているシーンを振り返っていきたいと思う。
(この記事ではA面ばかりを紹介する。次の記事ではB面にも言及するので、是非ご覧ください。)
【トンガと日本】
日本と関わりが深いのか
街を走る車の9割は日本車。
しかし、どの車も日本なら廃車扱いクラスにボコボコ。
窓ガラスには業者が書いたであろう日本語がそのまま残っている状態のものや
「バックします。ぴぴーぴぴー」っと馴染みのある音も聞こえてくる。
話は変わるが、トンガ語で「YES」にあたる言葉が「イイヨー」。
こちらが英語で質問をすると、「YES」の時には必ず「イイヨー」と言ってくれるので、
何だか面白かった。
そして何よりも、トンガですれ違う現地の人達はとにかくフレンドリー。
老若男女、道ですれ違えば必ず挨拶をしてくれる。
車に乗ってて窓も開いてないのに、手を挙げて挨拶してくれる人々。
初めて会う人が「今日のクジラはどうだったか?」と日常的に誰かしらが声をかけてくれる。
現地で不便な事はたくさんあるけれど、日本のように物もインフラも整った国の人々が忘れてしまった、
本当に大切な物がこのトンガにはある。
トンガとはそんな国だ。
↓夕日の色も日本とは違う。ピンクというよりやや紫色っぽかった↓
さて、大谷の本質が出てしまったカッコ良い出だしを決めたところで、海のご紹介。
トンガではどんなスイムなのか~っと、写真を紹介しつつお伝えしよう。
動画も沢山撮っているが、まだ編集に着手できていないので、それはまたの機会に。
【クジラ多すぎ問題】
トンガに来て、海に出た初日から思った。
クジラだらけ!
沖縄のクジラシーズンピーク時だと、スイムをしている最中にまわりでも別のブローがいくつか見られる事が度々ある。
いや~、今日はクジラがたくさんだな~、今日が今年で一番多いんじゃないか~?って日。
そんな日の感覚がトンガでは日常だった。
ちなみに、ツアーで使う船はかなり小さい。
クジラを探す時には大きな船で高いところからブローを探すのが有利だが、
トンガでは沖縄の船の感覚でいうとかなり小さい船。
それでもブローが簡単に見つかってしまう。
もちろん、クジラの回遊状況には毎年ムラがあると思うので、常にそんな感じかは分らない。
↓こんなサイズの船↓
【ロケーションが最高】
トンガと言っているが、正確にはトンガのヴァヴァウ諸島という位置になる。
トンガの本島(トンガタプ)があって、そこから飛行機でヴァヴァウ諸島のステイでスイムをしてきた。
トンガの本島ステイでもスイムのツアーができるが、ヴァヴァウのほうが圧倒的にメリットがある。
そのうちのひとつ、小さな島々が点在しているので、ほとんど島影。
今回のツアー中でも風がかなり強い日があったが、ヴァヴァウは小さな島の集合体なので、島影の穏やかなエリアだけでもクジラを見られる。
海況不良で欠航になってしまうリスクがほぼないと言っても良いそうだ。
↓展望台からの風景。強い風が吹いてても島と島の間の海域でスイムができる↓
【水面で止まっているクジラが多い】
穏やかなエリアが多いからなのか、大型船の往来が少ないからなのか、クジラの個体数が多いからなのか、
理由は不明だが、とにかく沖縄よりも水面で止まっている、もしくは浅い水深で止まっているクジラが多い。
全然動かないから、面白くないとか言う某カメラマンも。笑
動かないクジラは、撮影するにしても、見て楽しむにしても、人間側が余裕をもってスイムができるので、おのずとクジラにも余裕を与えてのスイムがしやいシーンが多かった。
↓ゆっくりと構図を考えながら撮影できるシーンが多い↓
↓2日連続で出逢った水面で目を閉じて動かない親子↓
↓浅いところで止まっているクジラが多い↓
【滞在中に何パターンのクジラが見られか?!】
これだけクジラの数も多いので、多様なシーンを見る事ができる。
シングル、シンガー、ヘソ天、スパイホップ、ブリーチ、親子、浅瀬の親子、親子+エスコート、ペア、複数頭のヒートラン。
今回のツアーでは全てのパターンを見る事ができた。
全然関係ないが、トンガのクジラは身体が綺麗だ。
沖縄で見るザトウクジラはフジツボが多いので、クジラ同士がぶつかった時にフジツボで身体も傷だらけになりやすい。
特に仔クジラはお母さんにべったりと付くので、産まれたてでも案外身体は傷だらけ。
トンガのクジラはフジツボも少なくてツルツルの美肌だ。
↓水底まで5~6mくらいだろうか?クジラのお腹が水底に当たりそう↓
↓水面でクルクル回る。この日は3000枚くらい撮った↓
↓7頭のヒートラン。過ぎ去ったかと思えば、Uターンして足元で止またりグルグルしたり↓
↓こんな写真が撮れる日がくるとは↓
↓トンガではこんなクジラをクレイジーホエールと呼ぶそうだ↓
【奇跡の出逢い】
トンガに来て毎日が刺激的。
過去、現在、未来と同じ日なんて一度もないわけだが、
本当に最初で最後だと思う奇跡の出逢いがあった。
身体が真っ白なザトウクジラ。
感動を超えた、表現できない気持ちだ。
後に別の人の写真で見たところ、赤い目が確認できたので、アルビノで間違いなさそうだ。
オーストラリアでもアルビノのザトウクジラは発見されているが、
不確実な情報ではあるが、最近は目撃例がないそうだ。
アルビノのザトウクジラが世界中で何頭いるのかは誰にもわからないが、
もしかしたら、世界で数頭、いや、この一頭のみの可能性もある。
アルビノは性質的に長生きしない場合が多いと言われているが、これからも元気に育ってほしい。
とにかく、今回の出逢いには感謝だ。
↓親は黒、でも仔は真っ白↓
↓編集で光を抑えているが、目で見た光景はもっと太陽の光が当たって神々しい↓
っと、まぁ
こんな感じでトンガの日常へタイムスリップしてきた。
沖縄のホエールスイムとは全く別物のホエールスイムだ。
クジラの大きさはトンガの個体の方が大きいから迫力がある。
お腹の部分が白い個体が多いので、コントラストがしっかりしてるから撮ったらバエル印象だ。
透明度が良く、外洋は40mオーバーだろう。
内海の濁っているエリアでも20m前後はあるから沖縄の冬の濁りと変わらない。
水温は25℃弱、3㎜スーツで十分だ。
気温は日によってまちまち。
暖かい日は思いっきり日焼けするほど。
しかし、船には風よけやシャワーがないから
寒い日はしっかりとボートコートを着込まないとブルブル震えるから防寒対策はマスト。
総じてホエールスイムするには最高な国だ。
しかし、トンガという土地柄、長旅やら現地のインフラやら、国民性やらと
我々、日本人からしたら結構しんどく感じる場面も多かった。
そんな部分も含めて、
トンガツアーに参加したいけど、こういうB面もあるから、それは肝に銘じて参加してくださいね。
という記事も後日アップしておきたいと思う。
MALO!
【追記】
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