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沖縄ホエールスイム※2024開幕(スタッフトレーニング)※

【天気】晴れ

【気温】21℃

 

【本日見れたクジラ】

・シングル×3群

・親子

・親子+エスコート2頭

 

今年もクジラが続々と回遊してきております。

今日はホエール協会のメンバーに声掛けをして、スタッフでスイムへ行ってきました。

スタッフだけなのが勿体ないくらいのベタ凪、快晴で最高のコンディションでしたよ。

あさイチから幸先よくクジラをポツポツと発見。

結果的には、昼過ぎに見つけた親子+エスコート2頭のポッドにエントリー。

いい感じで3本のエントリーができました。

 

 

私は沖縄中南部ホエールウォッチング協会に所属し、スイム事業部長としても活動しています。

当協会では、今シーズンより親子クジラの保護を強める目的として、

親子クジラへのスイムエントリーは3回まで、もしくはスイムスタートより1時間以内に終了。

スイムが終わった後は、他のスイム船も含めて最低1時間はエントリーの禁止とするルールを新たに追加しました。

一見、逃げずに幾らでもスイムで見続ける事ができるクジラでもスイムを継続していると実は、

仔クジラの授乳時間が削られていたり、出産直後の母クジラは体力も気力も弱っているけど神経質に仔クジラの面倒を見ていたり、、、

そんな可能性は無きにしも非ず。

よって、観察時間は短くする決断をしました。

事業者としても、お客様としても、楽しみの時間を今までよりも少なくする事は勇気がいる事ですが、

このような取り組みをする事によって、クジラと人が適切な距離感で付き合い、これからも末永くツアーを開催できるきっかけになれば嬉しいなと思います。

 

そんなクジラ思いな気持ちが、もちろんありますが、

じゃぁ、そこまでクジラを思うのであれば、スイムもウォッチングもクジラに影響を与えるから、ツアーを止めてしまえば良いではないか。

クジラにとっては、それが一番良いのだとは思いますが、

ツアーを通して皆さんにクジラを見せる事は、楽しい欲求以上に感じ取ってもらえる大きな別の意味があるのだと思っています。

 

クジラの保護の為に何もツアーをしないのは、クジラに対して無関心になり、保護をする意義もなくなる。

ツアーをするから、多くの人がクジラに関心を持って、クジラの保護に繋がる努力をする事ができる。

「最大の敵は無関心」

そんな言葉が、学生時代に読んだ本に書いてあったな~なんて思ったり。

 

と言う事で、そんな意識でクジラへのインパクトを最小限にする努力をしながらツアーを今後も継続できたら嬉しいと思います。

 

 

 

この画像と動画は今日、私が撮影したものです。

今日は3本エントリーのうち、私はラストの1本だけエントリーしました。

1日中、寒い中をワクワクする気持ちでクジラのブローを探し、いよいよタイミングがきて、数少ないエントリー。

それでこれが見れたら、本当に凄い体験じゃないですか?

皆さんのお越しをお待ちしております。

 

 

 
 
 
 
 
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